先月、名都美術館に「志村ふくみ展」を見に行きました。
前期と後期で展示されている着物がすべて入れ替わるとのことなので、もう一度足を運ぶことにしました。
天気がよかったので、着物で出かけます。(汗をかかずに着物を快適に着ることのできる季節が残り少なくなってきましたね。)
いつもの神社仏閣にもお参りしようと、ドニチエコきっぷを購入して、地下鉄名城線の上前津駅で下車します。
三輪神社
境内の木を伐採したようで、境内がすっきりしていました。
なでうさぎがオシャレ?をしています。
御朱印受け付けには列ができていて、外に御朱印帳の受け取り場所として机が出されていました。
私が受け付けしたときは30分待ちでした。御朱印帳は17時までに受け取りに来ればよいとのことだったので、待っている間に萬松寺に向かいます。
萬松寺
この日は万松寺を建立した織田信秀公の命日でした。
喪主の織田信長が父・信秀の葬儀で位牌に抹香を投げつけたエピソードが有名ですね。
御朱印受け付けにはそれほど人はいませんでしたが、御朱印帳が山と積まれていました。
引換券を渡されたとき、受付の女性に「1時間ほどかかります」と言われました。
さすがに1時間も待てないので、名都美術館に行ってから戻ってくることにしました。
地下鉄名城線で栄に向かい、東山線に乗り換え、藤が丘駅で下車します。
そこからリニモに乗り換えて、杁ヶ池公園駅で下車します。
以前の記事にも書きましたが、リニモはドニチエコきっぷでは乗車できません。
名都美術館「志村ふくみ展 いのちの色に導かれ」
名都美術館でドニチエコきっぷを提示すると、入館料が割引になります。
ギャラリートークの最中でしたが、私は自分のペースで見て回りました。
前回購入した図録を見て、実物を見たいと思っていた「明石」や「夕顔」などを見ることができました。
「源氏物語」シリーズでは、着物を見ていると物語の場面が浮かんできます。
私は明石の君が好きなので「須磨」「松風」「明石の姫」など、明石の君に関連する着物を見れて嬉しかったです。
なんとなく、実物と写真では少し色が違う気がします。自分の着物を写真で写すと色が全く違うことが多々あるので、プロが写しても完全に色を再現するのは難しいのでしょうね。
私は柔らかものを着ることが多いのですが、紬もいいなぁ…
行きとは逆の道を辿って、上前津駅に戻ります。
三輪神社の御朱印
ひな祭りのためか、御朱印の文字がピンク色で可愛いです。
↓左から、3/1~3/4限定「ひな祭り(ピンク)」、3月限定(通常)、3/2~3/31限定(たんぽぽから顔出すうさぎ)です。
「ひな祭り」の御朱印は、3/5から色が変わるようです。
↓3/30まで(と書かれていたように記憶しています)の限定御朱印です。
「合格」や「健康」など、自分の好きな文字を書いていただけます。私は「幸福」にしました。
萬松寺の御朱印
ケーニヒスクローネのロールケーキ
帰りに名古屋駅で用事を済ませ、ケーニヒスクローネでロールケーキを買って帰りました。
ふわふわしていて美味しかったです。
この日の着物
オレンジのひし形の模様の着物、黒地に花模様の名古屋帯、鶯色に千鳥柄の長襦袢、紫色の羽織です。
帯揚げはクリーム色に梅の模様、帯締は鶯色の三部紐、帯留めはウサギの箸置きに帯留金具をつけたものです。
半衿には鶯?の刺繍とラインストーンがついています。
着物は母が嫁入りの時に持ってきたもので、朱色の八掛がついていました。私の年では派手なので、鶯色の八掛に付け替えました。
袋帯と比べると、名古屋帯は結びやすくてよいですね。
↓「志村ふくみ展」の前期展示を見に行った時の記事はこちらです。↓