【2018年3月】時代やで享保雛(おすべらかし+天冠)と千姫の扮装を体験【京都嵐山・洛中日帰り旅①】

すっかり恒例となった、京都嵐山の時代やさんでの時代扮装です。
「享保雛」のキャンペーンが発表になった時、「突発のキャンペーンっぽいから、もう少し待ったら別のキャンペーンも始まらないかな?」と様子見してました。予想通り(?)、後から「千姫」のキャンペーンも告知されたので、「よし! 一度に2種類の扮装をしてしまおう!」と予約を入れました。

享保雛は結い上げ、垂髪、おすべらかしの中から好きな鬘を選べます。私は「おすべらかし+天冠がいい!」と思ったので、享保雛の天冠をおすべらかしにつけれるということを予約時に確認しました。(通常のお雛様の冠+おすべらかしもいつか体験してみたいです。)
また、表着は黄色がいいということと小道具に桜の花を使いたい旨をリクエストしておきました。
千姫の打掛はサンプル写真の2種類とも素敵で迷ったので、お店に行ってから他の打掛の写真も見て決めることにしました。

当日はとても良い天気で、京都は桜の開花宣言が出たばかり。
春休みで旅行に出る人が多いのか、新幹線のホームにはスーツケースを持っている人が多かったです。
年末ほどではなかったですが、新幹線が混んでいてひかりの自由席に座れませんでした。

享保雛は4カットの撮影付き、千姫は1カットなのでオプションで2カット追加しました。いつも通り、データはすべて購入します。
背景はお雛様にもお姫様にも似合う綺麗な几帳と畳にしてもらいました。

 

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千姫に変身!

お姫様っぽく可愛いメイクをしてもらってから、衣装を着せてもらいます。(可愛いのはあくまでメイクです。)
普段は出していないという限定の打掛から、朱色の打掛を選びました。
武家のお姫様なので、懐刀を挿しています。(この刀はちゃんと抜けるんですよ。)
ポニーテールみたいな髪型は今回が初めてです。髪飾りが可愛いです。
千姫に変身!

↓持参したカメラで写してもらった写真です。
千姫に変身!

享保雛に変身!

享保雛っぽく、目元を切れ長風にメイク直ししてもらいます。
衣装は白→薄緑→ピンク系(数枚重ねてある)→山吹色→黄色の表着→オレンジ色の唐衣と掛帯を順番に着せてもらいます。掛帯は肩のあたりで縫い付けてもらいます。
表着の下の衣装は物具装束の時と同じなのですが、上に着る衣装で印象が全く違います。
十二単は重くて、身体の向きを変えるのにも一苦労ですが、着ていてワクワクします。
享保雛に変身!

あらかじめお願いしていた小道具の桜を手に持ったり、バストアップで顔の周りにぼかしてもらったりしました。
定番のお雛様ポーズでは、後ろにぼんぼりを置いてもらいました。
おすべらかしに天冠を載せたら落ちるのではないかと思いましたが、しっかりと固定されているので動いても大丈夫です。

↓持参したカメラで写してもらった写真です。
享保雛に変身!

11:30より少し前にお店を出ました。
写真とデータCDは後日郵送してもらいました。
届いた写真を眺めながら、「次は細長がいいかな」「マロ眉もやってみたいな」「そういえば白拍子の扮装をまだしていない」などと考えています。

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↓前回の時代扮装体験記事はこちらです。↓

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【2018年2月】「時代や」で神田祭の芸者に変身!【京都嵐山フォトスタジオ】

毎度おなじみとなった「時代や」さんでの時代扮装です。
今回は神田祭の芸者と鳶頭のキャンペーンで、芸者さんの扮装を体験しました。
鳶頭の衣装を見て歌舞伎の「お祭り」を思い出し、ちょっと着てみたくなったのですが、私の顔と体形では粋な鳶頭にはならないと思ったので、芸者の扮装だけにしました。
芸者と鳶頭を1人2役をした場合、オプションで写真を合成してもらえます。面白い企画だと思ったのですが、月代の鬘を被る勇気がなかったです。
鳶頭は白塗りでもできるそうですよ。(歌舞伎の「お祭り」の鳶頭は白塗りですね。)

ちょうど神戸に宿泊する予定があったので、その日の朝一に予約を入れました。
到着したらお隣が工事中で、道を間違えたかと思いました。

芸者の衣装は白と黒の2種類ありましたが、白い衣装を選びました。(お店の方の話では、黒の衣装を選ぶ人の方が多いそうです。)
黒も素敵だったのですが、白地に藍色の衣装が歌舞伎っぽいので、こちらにしました。(こんな粋な着物、普段は着られません。)
キャンペーンなので1カットの撮影がついています。私は1カット+片肌を脱いだ2カットを追加して、合計で4カット撮影しました。

 

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神田祭の芸者に変身!

まず、赤い襦袢を着せてもらいます。牡丹の柄が綺麗です。
次に白の着物を着せてもらいます。藍色で模様が入っていて、裾は薄いオレンジです。
赤くて柔らかい布(兵児帯?)を巻いて、その上に赤と黒の博多帯を締めてもらいます。帯揚げも赤色です。芸者さんの衣装だけあって、粋ですね。
平安装束の扮装が続いていたので、衣装が軽く思えました。
肩脱ぎをすると、赤い襦袢が見えてぱっと華やかになります。小道具の笠や扇子を持つと舞踊っぽくなります。(私は踊りの経験がないので、ポーズをとるのにもたもたしてしまいましたが…)

背景は白い着物が映える色にしてもらいました。
舞妓さんの時よりもお姉さんっぽいメイクで、同じ顔なのに違って見えるのが面白いです。
きれいに修正してもらえるので、それなりに見られる姿になってますが、持参したカメラで撮ってもらった写真はしっかり年増芸者でした。

帯を結ぶときに帯締めは使っていません。(「柳結び」という結び方でしょうかね。)
↓横向きと後ろ姿です。持参したカメラで写してもらいました。

今回も楽しかったです。

写真とデータCDを受け取って、11:00前にお店を後にしました。
JR嵯峨野線でで京都駅に戻り、JRの新快速に乗って、神戸の三ノ宮駅に移動します。
この区間はICカードが使えるので便利ですね。

↓前回の時代扮装体験記事はこちらです。↓

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【2017年12月】「時代や」で物具装束(十二単の上位互換)を体験しました【京都嵐山・洛東日帰り旅①】

今回で5回目となる「時代や」さんでの時代扮装です。
前の月に斎王代と典侍で平安装束を堪能したばかりですが、物具装束を着せてもらえるとあっては、行かないわけにはいきません。キャンペーンにしては値段設定がお高めですが、物具装束を着られると思えば十分許容範囲内です。
メールフォームから予約して、仕事納めの翌日に出かけました。

当日の朝は曇り空。折りたたみ傘を持っていかなかったのは失敗でした。
帰省ラッシュがピークということで、新幹線のホームは混んでました。
普段なら、ひかりの自由席には余裕で座れるのですが、この日は座れませんでした。
名古屋-京都間は30分強なので、立っていてもそれほどつらくはなかったです。

今回の物具装束はキャンペーンで4カットの撮影がついてます。(データも全部購入しました。)
唐衣(青)と表着(緋色)はあらかじめメールで連絡していたので、その下に着る衣装の色を選びます。
毎度のことながら、種類がいろいろあって迷いました。
背景は壁代にしてもらいました。

物具装束とは

『日本服飾史 女性編』によると、「女房装束の晴れの姿といえば、いわゆる俗に云う十二単で、これが最高の服装のように思われたりしているが、さらに厳儀の時には(中略)奈良時代の礼服の形を残したものが用いられた。これを物具装束という」とのことです。

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『紫式部日記』に物具装束についての記載があります。

 

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物具装束に変身!

メイクしてもらってから、衣装を着せてもらいます。
私はただ立っているだけで白→薄緑→ピンク系(数枚重ねてある)→山吹色→赤の表着→青の唐衣を順番に着せてもらいます。裙帯、 領巾、裳もついてます。
物具装束に変身

衣装はずっしりと重くて、このポーズをずっと続けていたら筋肉痛になりそうでした。
立ち姿で3カット、座って刀を持っている姿(『紫式部日記』の「左衛門の内侍御佩刀とる」のイメージですね)を1カット撮ってもらいました。1カットくらいバストアップで撮ってもらってもよかったかも。(持参したカメラでは写してもらいましたが、写真のデキが全然違うのです。)

↓持参したカメラで写してもらった写真です。
物具装束に変身

脱ぐときはまとめてするっと脱ぐことができます。
『源氏物語』で藤壺が光源氏から逃げようとした時も、こんな感じにするっと脱いで逃げたのかなと思いました。

帰りに写真とデータの入ったCDを渡してもらいました。
毎回思うのですが、ライトと修正の威力がすごいです。持参したカメラで写してもらった写真と比べると、20歳くらい違って見えます。

今回も楽しかったです。
(年甲斐もなく)お姫様の扮装もしてみたいし、別の十二単でお雛様みたいな鬘も被ってみたいし、私の扮装体験はまだまだ続きそうです。

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