【2018年1月】歌舞伎座で壽初春大歌舞伎~高麗屋三代襲名~を観劇【東京ぶらり歩き②】

木挽町広場もお正月飾りでおめでたい雰囲気でした。
1月の襲名披露興行だけあって、綺麗なお着物をお召しの方が多かったです。普段より訪問着率が高かったように思います。失礼にならない程度に、チラチラと横目で見て目の保養をしてました。
白鸚夫人らしき女性もお見かけしました。上品で美しかったです。
木挽町広場

「壽初春大歌舞伎」夜の部観劇

双蝶々曲輪日記 角力場

七之助さんの吾妻が可愛かったです。
愛之助さんは与五郎と放駒の一人二役でした。上方の役者さんだけあって、つっころばしが上手いですね。
芝翫さんの濡髪は中に着込んでいるのでしょうが、本当に大きく見えました。

襲名披露 口上

役者さんがずらりと並ぶ様は壮観でした。
白鸚さんが「安倍内閣総理大臣が客席に…」とおっしゃると、客席は皆振り返ってました。
安倍総理は口上と勧進帳を観劇していて、幕間にオバサマ方から握手攻めにあってましたが、にこやかに応じてました。SPもいましたが、オバサマ方を押しとどめるようなことはなかったです。
壽初春大歌舞伎

歌舞伎十八番の内 勧進帳

幸四郎さんは気合い十分、染五郎さんは上品できれいでした。
四天王が歌六さん、翫治郎さん、芝翫さん、愛之助さんと豪華でした。
そして、吉右衛門さんの富樫左衛門が素晴らしかったです。(流石人間国宝!) 富樫は、義経を呼び止めて刀に手をかける時に、長袴がバサーッと前に広がって決まるところがきれいなんですよね。

相生獅子

扇雀さんと孝太郎さんの踊りが優雅で綺麗でした。

三人形

傾城の雀右衛門さん、奴の又五郎さん、若衆の翫治郎さんの踊りです。こちらも綺麗でした。

この日はビジネスホテルに泊まって、翌日に昼の部を見ました。
めでたい焼きも食べましたよ。
めでたい焼き

 

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「壽初春大歌舞伎」昼の部観劇

箱根霊験誓仇討

愛之助さんは昼の部でも一人二役で、悪い敵役と忠義の奴を演じてました。秀太郎さんと共演しているところを久しぶりに見たような気がします。
勘九郎さんと七之助さんが夫婦の役で、お似合いでした。
それぞれキャラは立っているのですが、物語として盛り上がりに欠ける感じでした。

七福神

短いですが、おめでたい舞踊でした。
御朱印巡りをするようになって七福神を覚えたのですが、それぞれの拵えがイメージにぴったりでした。

菅原伝授手習鑑 車引

幸四郎さんの松王丸はすっきりと、勘九郎さんの梅王丸は力強く、七之助さんの桜丸は上品でした。
高麗屋さんの襲名なので、もちろん東京の型でした。
梅王丸の刀は東京では3本、上方では2本です。どちらの型も演じたことのある愛之助さんが「刀3本差すのは苦しい」とお話していたことを思い出しました。

菅原伝授手習鑑 寺子屋

白鸚さんの松王丸、梅玉さんの武部源蔵です。
お芝居は素晴らしいのですが、罪のない子を身代わりにして首を落とすというのが、どうも好きになれません。(でも、役者さんにつられて泣いちゃうんですよね。)
猿之助さんが涎くりで出演していました。事故には吃驚しましたが、復活されたようで、こちらもおめでたいですね。
壽初春大歌舞伎

↓以前の歌舞伎観劇の記事はこちらです。↓

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【2017年12月】歌舞伎座の十二月大歌舞伎を着物で観劇【東京一泊旅行①】

歌舞伎座の十二月大歌舞伎を着物で観劇しました。
襲名披露でもないし、お正月でもないので、カジュアルな着物です。

↓新幹線の窓から富士山が見えました。
富士山

いつもは新幹線からJR山手線に乗り換えて有楽町で下車するのですが、この日は向かいの電車に乗ったせいか、有楽町でいつもと違う出口に出てしまい、日比谷駅までやたらと歩く羽目になりました。
日比谷駅からは日比谷線に乗って、東銀座に向かいます。
歌舞伎座

十二月大歌舞伎 第一部

源平布引滝 実盛物語

愛之助さんが斎藤別当実盛、片岡亀蔵さんが瀬尾十郎を演じています。(亀蔵さんがお二人になったので、ややこしいですね。) 爽やかな捌き役と憎々しい敵役です。
史実とはいろいろと違うのですが、お芝居(それも歌舞伎)でそんなことをいうのは野暮でしょう。
孫を思う瀬尾には泣かされますし、颯爽と馬で去っていく実盛はかっこいいです。
「義賢最期」と続けて見たいですね。

新古演劇十種の内 土蜘

お能の「土蜘蛛」をベースにした演目だそうですが、お能の方は見たことがないです。
大江山の酒呑童子を退治したことで有名な源頼光のもとへ土蜘の精がやってきて、いろいろあって退治されてしまうお話です。(などと書くと身も蓋もないですね。)
間狂言に出てくる小姓役の亀三郎君が可愛いです。

歌舞伎座

十二月大歌舞伎 第二部

↓めでたい焼きです。これを食べるために3階までエスカレーターで上がります。
めでたい焼き

中に紅白のお餅が入っています。あったかくて美味しいです。

らくだ

中車(香川照之)さんが気の弱そうな紙屑屋久六、愛之助さんが腕に彫り物を入れたコワモテのやたけたの熊五郎を演じています。
熊五郎に振り回されっぱなしだった久六がお酒を飲んで、熊五郎を振り回す側に回るところが面白いです。
この二人のやり取りとドタバタが面白いのですが、陰の(真の?)主役はらくだの宇之助を演じる片岡亀蔵さんだと思います。(タイトルも「らくだ」ですしねぇ。)
死体の役なのですが、「え? もしかして、生きてるの…?」と思わせる動きが絶妙です。
ストーリーもあってないようなものですし、わかりやすくて楽しめます。

倭仮名在原系図 蘭平物狂

○○実は△△のオンパレードで、いまいち物語はわかりにくいです。派手で長い立ち回りが見どころです。
花道で役者さんが梯子に登って天辺に足をひっかけて逆さになって、その梯子に松緑さんが登って、さらに梯子が倒されて… 上手く説明できないので実物を見ていただきたいのですが、とにかくすごいです。
身体を丸めた人の上をトンボで超えたり、屋根からトンボ返って飛び降りたり、お弟子さんたちが頑張ってます。
この物語では親子の愛情が描かれていて、松緑さんと左近君の実の親子が演じていることもあり、じーんとします。
在原行平役の愛之助さん、大江音人役の坂東亀蔵さんも素敵でした。

この日の着物

塩沢紬に月の砂漠(らくだ)の帯、山吹色の帯揚げ(松葉の刺繍入り)と帯締め、クマのブローチを帯留め代わりにしました。
着物

襦袢はテディベアです。反物を広げたらクマと目が合ってしまい、ついつい買ってしまいました。
襦袢

着物の上に紫色で笹の模様の羽織を着ました。

↓以前の歌舞伎観劇の記事はこちらです。↓

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【2017年11月】永楽館歌舞伎と出石街歩き~着物でお出かけ~【兵庫県豊岡市①】

モロッコ旅行記の途中ですが、こちらを先に書きます。

毎年11月初めに兵庫県豊岡市で開催される「永楽館歌舞伎」を見てきました。
新大阪から高速道路に乗って、出石へ向かいます。
途中、西紀のサービスエリアでお昼休憩取りました。ここのパン屋さんの黒豆パンが美味しいです。(1個買って、幕間に食べました。)

↓但馬牛カレーを食べました。
但馬牛カレー

出石街歩き

出石に到着してから、街をふらふら歩きます。
駐車場には観光バスが何台も止まっていてにぎわっていました。
出石

天気が良く、葉っぱも色づきつつありました。

諸杉神社

御祭神は多遲摩母呂須玖神です。
神さびた雰囲気でした。
観光客が数人歩いていましたが、社務所は無人でした。
諸杉神社

辰鼓楼

明治時代初期の時計台です。
池には錦鯉が泳いでいました。
辰鼓楼

辰鼓楼の通り沿いにある喫茶店でぜんざいとコーヒーをいただきました。
雰囲気のある素敵な喫茶店で、お練りの写真や愛之助さんの押隈が飾ってありました。
ぜんざい

お土産物屋さんに「コウノトリ育むお米」コーナーがありました。
手のひらサイズのカラフルなパッケージが可愛いです。
コウノトリ育むお米

 

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第十回 永楽館歌舞伎

永楽館は約350席しかないこじんまりとした芝居小屋です。
館内はほぼ枡席(座布団席)で椅子席が少しあります。脚の悪い方や、座布団に座るのが苦手な方は椅子席を頼むのが良いかと思います。
永楽館

舞台から近い花道横のよいお席でした。
永楽館

席につくと、ビニール袋、レインコート、雑巾のセットが置いてありました。むむむ…?
ビニール袋、レインコート、雑巾のセット

仙石騒動

ご当地出石のお家騒動を題材にした復活狂言です。
片岡愛之助さんが善悪2役早替わり、中村壱太郎さんが傾城とお殿様を2役早替わり、中村鴈治郎さんが捌き役、中村寿治郎さんと中村種之助さんが善の側のお侍でした。
神谷転(善役)の愛之助さんと仙石左京(悪役)の愛之助さんが1人2役でチャンバラをするのですが、どこで入れ替わってどこから出てくるのかを考えながら見るのも楽しいです。

幕間にお茶子さんがやってきて、「ビニール袋が2枚あります。1つに荷物を入れてください。もう1つに座布団ごと入ってください。その上からレインコートを着てください」と言われました。
念のため、雨コートも来ました。

↓その結果、とても歌舞伎観劇とは思えない姿に…!
レインコート着用

前2列にはこんな姿になった観客がずらりと並んで座っています。
それを見て噴き出しもせずにお芝居する役者さんってスゴイなぁ。

休憩後、舞台には池があり、愛之助さんが水をまき散らしての(わざとですよね?)熱演でしたが、池は上手側にあったので私はほとんど濡れませんでした。
「思ってたほど水が飛んでこなかった」とほっとしていたら、種之助さんの立ち回りで水が飛んできました。油断大敵ですね。本水の雨も降っていました。
役者さんが客席を走り回ったりして、大サービスでした。

最後は悪が裁かれ、善が復活してめでたしめでたしなお話でした。

弥栄出石賑

上方歌舞伎の古式手打ちにのっとって役者さんが登場し、いつもの口上とは趣向を変えての劇中口上がありました。
手拭巻きもありました。(私はとれませんでしたけど。)
口上が終わってから所作事「元禄花見踊」です。

永楽館でもお米(新米です)を売っていたので、買ってみました。
美味しかったですよ。
コウノトリ育むお米

この日の着物

錦秋名古屋顔見世で着たのと同じ吹き寄せ柄の小紋と銀杏の帯です。襦袢はクリーム色に桜の花びら模様です。
半衿はピンクのハート柄、帯揚げは飛び梅の絞り、帯締めは白に紅色のアクセント付きにしました。
この日の着物

車内でうとうとしてしまったため、襟に少しファンデーションがついてしまいました。
ガード加工をしてあるので、たぶんきれいにしてもらえると思います。

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