【2019年2月】大塚国際美術館でシスティーナ歌舞伎を観劇【神戸で一泊して徳島へ】

さらに歩きます。
この辺りはお寺が多いですが、観光寺院という感じではなかったです。
平日ということもあってか、人通りは少なく、静かでした。

能福寺

伝教大師最澄により能福護国密寺として創建されたお寺で、日本最初の教化霊場です。
御本尊は薬師如来です。
境内には兵庫大仏様が鎮座しています。優しいお顔の大仏様でした。
境内には平相国廟(平清盛廟)など、いくつかのお堂があります。

能福寺

↓御朱印です。
能福寺の御朱印

JR兵庫駅がすぐ近くにありましたが、せっかくここまで来たのだから、とさらに歩きます。

生田神社兵庫宮 御旅所

公園の隣に鎮座しており、境内はそれほど広くありませんでした。
御祭神は天照大御神です。

生田神社兵庫宮 御旅所

↓御朱印です。
生田神社兵庫宮 御旅所の御朱印

 

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JRで兵庫駅から三宮駅に向かい、地下鉄に乗り換えて新神戸駅で下車します。
この日はビジネスホテルに泊まりました。

翌朝、新神戸駅から高速バスに乗りました。
高速鳴門のバス停で下車して、小鳴門橋のバス停まで歩きます。
坂道は「すろっぴー」というスロープカーで上り下りできます。

大塚国際美術館

1年ぶりに訪れました。
大塚国際美術館

米津玄師さんが紅白歌合戦で歌ったことで、有名になりましたね。
館内はひまわりで飾られていて華やかでした。
お土産の種類も増えていました。

大塚国際美術館

今年も「コウノトリ育むお米」の販売がありました。
ちゃんと買って帰りましたよ。

コウノトリ育むお米

後藤田正純氏と水野真紀さんからのお花が飾ってありました。
「何のつながりが…?」と思いましたが、後藤田氏は徳島の選挙区で当選してましたね。

お花

 

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第九回システィーナ歌舞伎「新説諸国譚TAMETOMO」

源為朝が主役で、琉球国が舞台の荒唐無稽な物語でした。
愛之助さんが為朝と陶松壽の二役、壱太郎さんが白縫姫と寧王女の二役、吉弥さんが中婦君と仙女の二役、猿弥さんが蒙雲役です。元宝塚の舞羽美海さんが真鶴役で、歌舞伎ですが、他にも女性の出演者がたくさんいます。

おおざっぱにあらすじを紹介すると、嵐で難破して琉球国に流れ着いた為朝が、琉球国を簒奪しようとする逆臣を倒すお話です。
為朝は弓の名手で、2階から弓矢を射つ場面がありました。
中婦君がものすごい悪女で、凄みのある美女でした。

↓システィーナ・ホールです。
システィーナ・ホール

衣装は沖縄っぽい紅型の着物が多く、後半に愛之助さんと壱太郎さんがお揃いで着ていた白地に鳳凰の柄の着物が素敵でした。
紅型の着物がほしくなってしまいました。
終演時間が思っていたより早くて、高速バスの時刻まで余裕があったので、美術館をゆっくり見て回ることができました。

鳴門

帰りは路線バスで小鳴門橋に戻り、高速バスで大阪駅に向かいます。(新神戸行きのバスが満席だったので大阪行きにしました。)
定刻通りに大阪駅に着き、JRで新大阪駅に向かい、新幹線で帰りました。

↓去年のシスティーナ歌舞伎観劇の記事はこちらです。↓

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【2019年1月】松竹座「壽初春大歌舞伎」と難波で神社仏閣巡り(御朱印紹介)【大阪ひとり歩き】

大阪松竹座に歌舞伎を見に行きました。
その前に、神社仏閣巡りです。
近鉄のアーバンライナーで名古屋駅を出発し、終点なんばの手前の上本町駅で下車します。

生國魂神社

4年ぶりに参拝しました。
何か行事があったのか、お着物の方が多かったです。

生國魂神社

↓通常の御朱印と1月限定の干支の御朱印です。両方いただく場合は、前のページが空いていても見開きになります。
生國魂神社の御朱印

この辺りはお寺が多くありましたが、扉を閉めているところが多かったです。

大乗坊

電気街の通りから少し奥に入ったところにあります。
こじんまりとしたお寺で、御本尊は毘沙門天です。

大乗坊

↓御朱印です。お寺の御朱印と大阪七福神の御朱印をいただきました。
大乗坊の御朱印

法案寺

こちらもこじんまりとしたお寺でした。
開基は聖徳太子、御本尊は薬師如来です。
境内に猫がいましたが、写真を撮る前に遠くに行ってしまいました。

法案寺

↓御朱印です。お寺の御朱印と大阪七福神の御朱印をいただきました。
法案寺の御朱印

 

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法善寺

4年ぶりに参拝しました。
水掛不動様にお参りする列ができてました。

法善寺

↓御朱印です。
法善寺の御朱印

手書きではなく印なのですが、以前いただいた時と文字が変わってました。
歩いて松竹座に向かいます。

壽初春大歌舞伎 夜の部

久しぶりの大阪松竹座です。

大阪松竹座

通し狂言 金門五三桐

愛之助さんが石川五右衛門役で、南禅寺の「絶景かな、絶景かな」の有名な場面や葛抜けの宙乗りがあります。
三代目猿之助四十八撰で、歌舞伎によくある「実ハ○○」が多くて人間関係が複雑ですが、これぞエンターテイメントという感じで楽しめました。
笑也さん演じる若様が二枚目でかっこよかったです。
愛之助さんは二役で、出ずっぱりの大活躍でした。
立ち回りで長い距離をトンボで跳んでいるのは、愛之助さんのお弟子さんの愛治郎さんです。

この日は難波のホテルに泊まりました。
翌朝、雨がしとしと降っていました。折りたたみ傘を持っていてよかったです。

 

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壽初春大歌舞伎 昼の部

この日はかぶりつきの席でした。
あまりに近いので、役者さんと目があったような気になります。

大阪松竹座

土屋主税

扇雀さんの土屋主税、愛之助さんの大高源吾です。
「松浦の太鼓」の上方版でしょうか?
最近は赤穂浪士を知らない若者(私の職場にもいます)が増えているようですが、やはり忠臣蔵の物語はよいですね。(討ち入りの場面がある演目は、12月に上演するのがベストだと思います。)
帰宅後、カバンの中を見ると、舞台に降っていた雪が入ってました。

寿栄藤末廣

藤十郎さんの米寿記念です。成駒屋一家総出の踊りでした。
お正月にふさわしく、おめでたい一幕でした。

河庄

鴈治郎さんの紙屋治兵衛、壱太郎さんの紀の国屋小春です。
妻子ある男性が分別をなくして遊女に入れあげ…という、いかにも上方歌舞伎です。
現代の感覚で見るからか、なんで治兵衛がモテるのかわけがわかりません…
重苦しいお芝居ですが、愛之助さん&亀鶴さんのゲジゲジコンビが登場すると楽しいです。
彌十郎さんが素敵でした。

壱太郎さんと虎之助さんは昼夜全演目にご出演でした。

↓先月の歌舞伎の記事はこちらです。↓

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【2018年12月】南座顔見世と神社仏閣巡り(御朱印紹介)【京都嵐山・洛中ひとり歩き③】

京都はいつも混んでいますが、先月と比べると人通りは少なくなっていました。

南座新開場記念 吉例顔見世興行 夜の部

今年は開演が16:50で、終演が22:00前という遅さでした。
関西に住んでいる友達でも、「顔見世の夜の部を見ると日帰りできない」と言います。

南座新開場記念 吉例顔見世興行

義経千本桜

仁左衛門さんの権太はガラが悪くてもチャーミングです。
それぞれの役者さんが役にはまっていて、権太と父母、妻子との二代の親子の情愛に泣かされます。
身分違いの恋に身を引くお里ちゃんが可愛そうでした。

面かぶり

鴈治郎さんの舞踊です。
「すし屋」では、結末はわかってはいるものの、見る側も気負い過ぎて疲れていたので、ほっと癒されました。

弁天娘女男白波

愛之助さんの弁天小僧、右團次さんの南郷力丸、芝翫さんの日本駄右衛門です。
愛之助さんは女形(正確には女性の役ではないですが)の格好も似合います。
滅多に見られない配役を見ることができて楽しかったです。

三社祭

鷹之資さんと千之助さんの若手2人の舞踊です。溌剌と踊っていました。

終演後、南座から地下鉄三条駅まで歩きました。
明かりがついていて雰囲気はありましたが、昼間と違って「少し怖いなぁ」と思いました。
二条城付近のホテルに泊まり、翌朝、少し早めにチェックアウトして、京の街を歩きます。

 

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頂法寺(六角堂)

4年振りに参拝しました。
冬の朝のひんやりとした空気の中、へそ石やお地蔵様を拝見しながら、境内をゆっくり歩きます。

頂法寺(六角堂)

↓御朱印です。今回は御本尊様と御詠歌の御朱印をいただきました。
頂法寺(六角堂)の御朱印

御朱印を受け取る時に、御詠歌は「心の角をまるくして穏やかに過ごしなさい」という意味だと説明していただき、心が角どころかトゲトゲしている私は、心のうちが表にあらわれていたのかと恐縮しました…

京都大神宮

繁華街にひっそりと鎮座しています。
お伊勢参りが叶わない人々のために伊勢神宮が遥拝出来る神社として創建され、御祭神は天照皇大神、豊受大神です。
巫女さんグッズがいろいろありました。
朝早い時間だったからか、境内は静かでした。

京都大神宮

↓御朱印です。
京都大神宮の御朱印

丸印か角印か、季節の花印を押すか押さないか、巫女さんの印を押すか押さないかを選べます。
初めてだったので、私はすべて押していただきました。

いつも大通り沿いを歩くのですが、1本奥に入ると落ち着いた雰囲気になりますね。
再び南座に行って、昼の部を観劇します。

 

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南座新開場記念 吉例顔見世興行 昼の部

開演が10:30で、終演が16:00過ぎです。
昼の部も長いです。昼夜通しで見る体力はありません。

南座新開場記念 吉例顔見世興行

寺子屋

芝翫さんの松王丸、愛之助さんの武部源蔵、扇雀さんの戸浪です。
夜の部の「すし屋」もそうですが、首実検は見ている側も力が入ります。結末はわかっているのですが、涙涙です。
魁春さんの千代が登場すると、舞台がぐっと引き締まったように思えました。

鳥辺山心中

梅玉さんの菊地半九郎、孝太郎さんのお染です。
梅玉さんの唄うような台詞回しが素敵です。
お染の着物が鶯色と橙色の組み合わせで、洋服だと奇抜な色の組み合わせになると思いますが、着物だと違和感がなくて綺麗です。白地に花と源氏香の柄の入った帯も素敵で、「いいなぁ~」と思いながら見ていました。

ぢいさんばあさん

仁左衛門さんの美濃部伊織(ぢいさん)、時蔵さんのるん(ばあさん)です。
仁左衛門さんはすらりとした二枚目で惚れ惚れします。年を取ってからも可愛いおじいちゃんでした。
芝翫さんの下嶋は、しつこくてイヤなタイプなのですが、どこか寂しそうな印象を受けました。
愛之助さんと孝太郎さんの若夫婦は可愛くてお似合いでした。

新口村

藤十郎さんの忠兵衛、扇雀の梅川、鴈治郎さんの孫右衛門です。
お父さんの藤十郎さんが白塗りの息子役、息子の鴈治郎さんが老け姿の父親役を演じています。歌舞伎ってスゴイですね。

顔見世の観劇も終わると、いよいよ今年も終わりだなぁと感じます。
株価の乱高下していて景気が心配ですが、来年も平和にお芝居を見に行きたいです。

↓先月の南座顔見世の記事はこちらです。↓

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