【2018年3月】歌舞伎座で「三月大歌舞伎」の昼の部を観劇【着物で東京】

先日、歌舞伎座に「三月大歌舞伎」の昼の部を見に行きました。
神社仏閣にお参りに行きたかったのですが、もたもたしてたら時間がなくなったので諦めました。

歌舞伎座で「三月大歌舞伎」の昼の部を観劇

歌舞伎座「三月大歌舞伎」

国性爺合戦

近松門左衛門の作品で、中国を舞台にしたお話です。
愛之助さん演じる和藤内のモデルは、台湾の英雄 鄭成功です。衣装と隈取は梅王丸に似ています。
韃靼国の将軍 甘輝役が芝翫さん、奥さんの錦祥女役が扇雀さん、和藤内と錦祥女の母親役に秀太郎さんです。
この後見る「芝浜革財布」もそうですが、歌舞伎に登場する女性は強くて健気です。(たまにとんでもない悪女もいますけどね。)

錦祥女は天冠を被り、袖口がひらひらした綺麗な衣装を着ていました。あんな衣装を着てみたいです。(中国風の衣装ですが、時代やさんで扱ってくれないかなぁ…)
和藤内と甘輝が最後に着ていた衣装もすごかったです。
時事ネタのもぐもぐタイムや「そだねー」がありました。

四世中村雀右衛門七回忌追善狂言 男女道成寺

雀右衛門さんの花子と松緑さんの桜子実は左近の舞踊です。
舞台が満開の桜で、この季節にぴったりです。
雀右衛門さんと松緑さんの衣装がお揃いの桜模様で素敵でした。
手拭い巻きがありましたが、残念ながら私はキャッチできませんでした。

芝浜革財布

芝翫さんの魚屋政五郎、孝太郎さんの女房おたつの人情物です。
政五郎の長屋仲間が酔っぱらって奥さん自慢をするところが微笑ましかったです。
最初はもっさりしていたダメ男の政五郎が、商売に成功して見違えるようにかっこよくなっていました。
お芝居中に、芝翫さんが愛之助さんの部屋子になった愛三朗君をさりげなく紹介してました。

 

[スポンサードリンク]

歌舞伎茶屋で一休み

終演後、東京に住んでいる幼馴染みが買い物がてら東銀座まで来てくれました。
歌舞伎座の地下にある木挽町広場の「歌舞伎茶屋」で、甘味を食べながらお喋りしました。
お互い、職場では話せないようなことを本音でいろいろ喋ってスッキリしました。
歌舞伎茶屋で一休み

一緒に乗るのに都合のよい路線がなかったので、帰りは2人で東京駅まで歩きました。
歌舞伎座から東京駅って意外と近いんですねぇ。
駅の広い構内をうろうろして乗り換え口を探すくらいなら、歩いた方が早いかも…
もっとも、今の季節は心地よく歩けますが、夏に歩くのは厳しいかもしれません。

木挽町広場

この日の着物

草木染めの飛び柄の小紋(染料も柄も桜です)、白地にウサギ柄の名古屋帯、紅色の絞りの羽織、朱色の地にテディベア柄の長襦袢、薄紫にインコの模様が入った帯揚げ、3色の帯締めです。
羽織は母が嫁入りの際に持ってきたものなので、私の年で着るには少し派手ですね。
年甲斐もなく、春っぽく赤やピンクでそろえてみました。
この日の着物

新幹線に乗るときは、うとうとすると衿元をファンデーションで汚してしまうので、100均で買った薄手のスカーフ(綿製品)を首に巻いています。

↓以前の歌舞伎観劇の記事はこちらです。↓

にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村

[スポンサードリンク]

【2014年-2015年】難波で神社仏閣巡り(御朱印紹介)【大阪ミナミひとり歩き】

3年ほど前に大阪ミナミで神社仏閣巡りをした時の記録です。

【2014年10月】
この時は、大阪松竹座に「GOEMON」を見に行ってました。
先月、大塚国際美術館のシスティーナ歌舞伎で上演された「GOEMON ロマネスク」の元になった作品です。
歌舞伎とフラメンコが融合した一風変わった舞台で、何度か再演されています。(いちおう「歌舞伎」と銘打っていますが、女優さんが舞台に登場するので、かなり異色です。)

近鉄なんば駅を出て、松竹座を通り過ぎ、繁華街を歩いて、細い道に入ると、法善寺横丁があります。
「夫婦善哉」の看板を見るたびに「ぜんざい食べたいなぁ…」と思うのですが、まだ入ったことはありません。

法善寺

法善寺横丁に鎮座していて、境内と路地の区別がつきにくいです。御本尊は阿弥陀如来です。
苔むした水掛不動様が祀られており、参拝者が水をかけてお祈りしています。
法善寺

この辺りではいつも猫を見かけます。たまに法善寺で餌をもらっているので、法善寺の飼い猫なのかもしれません。
法善寺の猫

↓御朱印です。
法善寺の御朱印

 

[スポンサードリンク]

【2015年1月】
この時は、大阪松竹座に「壽初春大歌舞伎」を見に行ってました。
観劇前に時間があったので、近くの神社仏閣にお参りに行きました。

大福院三津寺

御堂筋沿いにあるお寺で、御本尊は十一面観世音菩薩です。
「みってらさん」「ミナミの観音さん」と呼ばれて親しまれています。
訪れた時間が早かったからか、人気がなく静かでした。
大福院三津寺の

↓御朱印です。
大福院三津寺の御朱印

御津宮(御津八幡宮)

アメリカ村近くの繁華街に鎮座しており、「ミナミの氏神様」として親しまれています。
御祭神は応神天皇、仲哀天皇、比咩大神です。
境内社の石宮龍王には倉稲魂命が祀られています。
やはり訪れた時間が早かったのか、こちらも静かでした。
御津宮(御津八幡宮)

↓御朱印です。
御津宮(御津八幡宮)の御朱印

この後、松竹座で「壽初春大歌舞伎」を観劇しました。
中村鴈治郎さんの襲名披露興行で、上方歌舞伎の演目が上演されていました。
ロビーには胡蝶蘭が飾られていてとても華やかでしたよ。
松竹座「壽初春大歌舞伎」

帰りに、なんば駅を通り過ぎて難波八阪神社に向かいます。

 

[スポンサードリンク]

難波八阪神社

御祭神は素盞嗚尊、奇稲田姫命、八柱御子命です。
大きな獅子の頭の形をした獅子舞台があります。鳥居をくぐる前から目を奪われるほどのインパクトです。
獅子舞台は昭和49年に完成し、目はライト、鼻はスピーカーの役割を果たすそうです。舞台では各種芸能が奉納されるのだとか。
また、境内には摂社末社がいくつかあります。
難波八阪神社

↓御朱印です。
難波八阪神社の御朱印

↓同じ頃、大阪で神社仏閣巡りをした時の記事はこちらです。↓

にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村

にほんブログ村 コレクションブログ 御朱印へ
にほんブログ村

[スポンサードリンク]

【2018年2月】大塚国際美術館でシスティーナ歌舞伎を観劇【神戸から鳴門へ】

神社巡りで歩き疲れたので、カフェに入って休憩です。
新幹線が止まる駅なのに、新神戸駅付近は三宮と比べてお店が少ないんですよね。

「エスタシオンカフェ」の極モンブラン

新神戸駅内の「エスタシオンカフェ」で極モンブランのセットを注文しました。
少し季節外れな感じもしますが、モンブランが好きなんです。
極モンブラン

夜更かしする日が続いていたので、早めにホテルにチェックインしました。
翌朝、新神戸駅から高速バスに乗って、徳島県の鳴門に向かいます。
鳴門

高速鳴門のバス停で下車し、小鳴門橋のバス停から路線バスに乗って大塚国際美術館に向かいます。
路線バスは海岸沿いを走るので、窓から眺める景色が綺麗です。寒い時期でなかったら、一度海岸沿いを歩いてみたいものです。

大塚国際美術館

「入館料が日本一高い(2018年2月現在で、一般が3,100円)」と言われている「陶板名画美術館」です。
入口が山のふもとにあり、B3階~B1階までの展示室は山の中にあります。
展示物は複製品ですが、有名な作品ばかりで飽きません。
大塚国際美術館

↓ヒエロニムス・ボスの「快楽の園」、「一角獣を連れた貴婦人」です。
大塚国際美術館

↓1階の庭園からの眺めです。B2階の「モネの大睡蓮」を上から見ることができます。
大塚国際美術館

 

[スポンサードリンク]

システィーナ歌舞伎「GOEMONロマネスク」

以前、このシスティーナ歌舞伎で初演して、何度も再演されている「GOEMON」の続編です。(カルデロン神父のキャラが変わりすぎてましたが…)
和洋折衷歌舞伎なので、フラメンコあり、人形振りあり、歌あり、フェンシングあり、立ち回りありの盛りだくさんの内容でした。

愛之助さんが石川五右衛門とカルデロン神父の2役、壱太郎君が奈桜姫と金毛九尾の狐の2役、上村吉弥さんが魔女メフィストと乳母宮城野の2役、種之助君が滝野嘉平を演じていました。
元宝塚トップスターの彩輝なおさんがフェルナンデス王子役なのですが、一人「ベルばら」状態できらきらしてました。スタイル抜群で綺麗でしたよ。
佐藤浩希さんのフラメンコ闘牛(闘牛士ではなく、牛なのです)がすごかったです。

最後のカーテンコールでは出演者勢揃いで、皆さん笑顔で楽しそうでした。
見ているこちらも嬉しい気分になりました。

劇場となったシスティーナ・ホールは飲食禁止なので、幕間にカフェスペース横のベンチでお弁当を食べました。
↓歌舞伎弁当です。
歌舞伎弁当

館内では愛之助さんがCMしている「コウノトリ育むお米」も販売されていました。
↓美術館内の売店で販売されている「ムンク阿波和三盆糖」です。職場でお土産として配ったら、受けてました。
ムンク阿波和三盆糖

路線バス、高速バスと乗り継ぎ、新神戸駅から新幹線に乗って帰宅しました。

↓以前の歌舞伎観劇の記事はこちらです。↓

にほんブログ村 旅行ブログ 旅日記・旅の思い出へ
にほんブログ村

[スポンサードリンク]