「筋肉痛なんて、歩いているうちに治るだろう」ということで、この日も歩いて吉野山を巡ります。
金峯山寺
仁王門は修理中でした。
9:00前に着いたので、まだ人が少なかったです。
蔵王堂の特別拝観で、お札とエコバッグ(靴を入れるためのもの)をいただいて、お堂に入ります。
金剛蔵王権現様はすごい迫力で、とにかく圧倒されました。青くて力強くて美しい仏様でした。
衝立に1人ずつ入れてもらえるので、権現様と向き合って静かにお祈りします。
いつまでも拝見していたかったけど、並んで待っている方がいるので、衝立の外に出ます。
脳天大神 龍王院
地図には「445段下り階段」と書いてありますが、「ここまで来たら行ってみよう!」と階段を下ります。
筋肉痛の足に石段はきつかったです。
神社なのかお寺なのかよくわからない、不思議な雰囲気がありました。(金峯山寺の塔頭ということなので、お寺なんですかね?)
御朱印をお願いする時に、「帰りはまた階段を上らないといけないんですよね?」と尋ねたら、「はい。近道はありません」とのお答えでした。ですよねー。
この時、ゆで卵をいただきました。お供え物の卵のおさがりだそうです。
食堂らしきところにお塩とお茶も置いてあるので、ありがたくいただきました。使った食器は洗って返します。
帰りは445段の階段を上ります。、
黒門のあたりのお店で、家族へのお土産にくずもちを買いました。
弘願寺
小さなお寺です。
歯がため関屋地蔵が祀られていて、歯痛に霊験があるそうです。
私は歯医者が大の苦手なので、しっかりお参りしておかなくては。
ゆるキャラ「ピンクル」ちゃんの描かれたクッキーをいただきました。
まだお昼でしたが、名古屋まで戻るのには結構時間がかかるので、吉野山を後にします。
しかし、まっすぐ帰るのもなんだか勿体ない気がして、途中、橿原神宮駅で下車しました。
久米寺
雨がしとしと降りだしたので、少し雨宿り。
風情のあるお寺でした。
あじさいが有名らしいですが、GWにはまだ咲いていません。
橿原神宮
「神宮」だけあって、広くて立派でした。
「日本書紀」の舞台にもなっているそうです。
参道から拝殿まで遠かったです。
表参道で「全国大陶器市」が開かれていて、見て回りたかったのですが、流石に歩き疲れてきたので断念しました。
近鉄に乗って名古屋まで戻ります。
駅の売店で柿の葉寿司を購入し、電車の中で食べました。
新緑の吉野山も良かったですが、今度は桜の季節に行きたいです。
私は吉野から帰ってから「太平記」を読み始めましたが、旅行前に読んでおけばよかったです。歴史を知った上で現地を回っていたら、もっといろんなことに気付けたのではないかと思います。
↓奈良公園周辺の神社仏閣巡りの記事はこちらです。↓